(コバヤシ タカノブ)

一見平面的でシンプルに見える絵がある。何気なく見てしまう。
何度も見てしまう。それから気になってくる。一体何が気になるのだろう?

誰もがどこかで見た光景を、飽きずに見ている自分がいる。
小林孝亘の作品を初めて印刷物で目にしたときの自分の反応である。 

そんな風に小林の作品と出合った人が他にもいるのではないだろうか。

山本泰代(熊野古道なかみち美術館学芸員) 「小林孝亘・企画展」より


Bus

Dream.dreaming us

Pillow

Vessel (with chopsticks)




小林孝亘 (こばやし たかのぶ)

1960
1986
1996


1998



1999
東京生まれ。
愛知県立芸大美術学部油画科卒。
VOCA展奨励賞受賞。
文化庁芸術家在外研修員として1年間バンコック滞在。
アート・スコープ’98ガスコーニュ・ジャパニーズ・アート・スカラーシップの第8回アーティストとして3ヶ月仏 ロト・ガロンヌに滞在。

バンコックに移るが、2002年以降東京にも住む。
金山平三賞記念美術展佳作賞受賞。
Van
資料提供 : NISHIMURA GALLERY