Hungary - KALOCSA  カロチャ刺繍

東洋と西洋が交差するハンガリーは、長い波乱の歴史を超えて、民族と文化が融合し、独特の民族芸術を生み出してきた。アール・ヌーボーの頃、芸術が世界で最も美しく花開いたのが、古都ブダベストだったのは、ハンガリーの歴史と地理的条件が深く関わっていたと言えます。

ハンガリーが誇る文化財産の一つに、民族衣装に、溢れんばかりに施された花の刺繍があります。

ハンガリー刺繍の大きな特徴は、専門の職人やアーティストによるものではなく、美しいのもが好きな庶民の手によって育まれたものだと言うことです。
パターンと色彩は、女性の婚姻上の地位を知る手がかりにもなりますが、喜びや悲しみを表現しています。

以下は、ハンガリー大平原の南、ドナウのほとりにあるカロチャ(KALOCSA)の町や周辺の村で生まれた刺繍で、一般的に「カロチャ刺繍」と呼ばれているものです。カロチャは、カソリックの町ですが、世界大戦後、ハンガリー民芸の中心的役割を果たし、その活動は、ブダベストでも人気を博しました。

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資料提供: ハンガリー大使館
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