コロンビアとは


コロンビアは南米大陸の北西部に位置し、太平洋と大西洋の2つの海に面した
国です。

コロンビアといえば、ブラジルに次ぐコーヒー生産国、あるいは世界一のエメラルド産出国として知られていますが、実はその他にも多くの特徴を持っています。

国土はカリブ海の砂浜から果てしなく広がる大平原、アマゾンのジャングル、雪をいただくアンデスの高峰まで驚くほど変化に富んでおり、赤道直下の熱帯地域でありながら、沿岸低地は熱帯、高原は温帯、アンデス山地は寒帯に属しています。

このような多様な自然を持つコロンビアは、また、さまざまな人種・文化が混じり合う多民族国でもあり、インディオ、ヨーロッパ、アフリカの伝統が融合され、文化的・民族的に豊かな多元的国家を形成しています。つまり、これらの多様性こそがコロンビアの最大の特徴といえます。



国   名:
首   都
政   体
政治機構

国土面積
人   口
公用語
主要都市



宗   教
人口増加率
平均寿命
地理的区分



貨   幣
GDP

国   花
国   鳥
独立記念日


コロンビア共和国
サンタフェ・デ・ボゴタ
立憲共和制
三権分立(立法、行政、司法)、
大統領制
114万7,140ku
4,000万人
スペイン語
サンタフェ・デ・ボゴタ(人口620万人)
メデジン(人口180万人)、
カリ(180万人)、
バランキージャ(100万人)
主にローマカトリック(95%)
1.7%
72.3歳
アンデス高地、
太平洋とカリブ海岸地帯、
東部平地(オリノコ)、
アマゾン流域
コロンビアペソ(1円=11ペソ)
916億トリレ
(1998年、一人当たりのGDP2,230ドル)
ラン
コンドル
7月20日



日本とコロンビアは、1908年修好通商航海条約の締結以来、良好な関係を90年間以上に渡り維持してきました。

今日、コロンビアは、日本における最大のコーヒーとエメラルドの供給国であり、また、ラテンアメリカにおいては、ブラジルに次ぐ日本製品の輸入国でもあります。

また、昭和初期に始まった日本人移民は、現在、バジェ県を中心に、200家族、約1000名の日系人として、農業のみならず、会計士、建築家、医師などの専門家として、コロンビア社会で活躍しています。

日本向けの主要コロンビア産品:

非焙煎コーヒー(日本に輸入されるコーヒーの18%強は、コロンビア産)、エメラルド、石炭、加工コーヒー、生花、観賞用魚、爬虫類の皮革、マグロ、えび類、製紙用パルプ
(対日輸出額:3億1、240万ドル)

日本からの主要輸入品:

オートバイ、自動車、鉄板、通信機器、タイヤ
(対日輸入額:9億6,150万ドル)


黄金伝説 エル・ドラードの秘宝

資料提供: コロンビア大使館 通商部(貿易省)
コロンビア国立コーヒー生産者連合会 極東事務局

コロンビアの詳細情報 コロンビア大使館